宿から歩いて1分の場所に日帰り温泉「あぽん西浜」がございます。「あぽん」とは遊佐町の方言で、母親がおさな子と一緒におふろにはいることを意味しております。この言葉には家族や隣人への温かい人間愛がこめられ、温泉で裸の付き合いを通じ、人間関係がさらに深まるように願っております。

源泉は西浜源泉を使用しており、掘り当ててから10年以上経ちますが、今でも毎分400リットルもの天然温泉が自噴で湧き出ております。泉温は37℃ほどで、ボイラーにより約5度昇温させております。もちろん加水は一切しておらず差し湯口から流れ落ちる湯は源泉100パーセントの効能豊かな天然温泉です。

■美肌形成補助成分「メタケイ酸」■

西浜源泉には美肌効果に優れる成分「メタケイ酸」がなんと144mgも含まれております。通常、1kgに50mgが入っていれば効果があると言われておりますので、いかに西浜源泉が美肌効果に優れているかがわかると思います。また泉質が「塩化物泉」のため、塩分が肌表面に被膜をつくり保温効果と同時に「保湿パック」となり、お肌がしっとりします。お泊りの宿「遊楽里」の湯はこの「西浜源泉」を惜しみなく掛け流しており、24時間ご利用できます。もちろんお泊りのお客様は「あぽん西浜」の大浴場、露天風呂を無料でご利用できます。 （写真は宿から徒歩1分あぽん西浜の大浴場　天気によって湯の色が緑色の日があります）

昭和63年に掘削した西浜源泉の湯量が当時の約半分になったため（それでも現在毎分400リットル出ております）平成16年に2本目のボーリングをしたところ西浜源泉に勝るとも劣らない効能豊かな湯脈にあたりました。湯量はなんと毎分1000リットルを越えております。 陽イオン・陰イオンの数値のほとんどが西浜源泉より秀でており、特に美肌効果のある「メタケイ酸」の数値は150mgを越えております。塩化物泉でナトリウム成分が大きい数値を示しておりますが、肌のヒリヒリ感はなく、とても軟らかい湯であり、湯冷めがしないことで地元でも評判の湯であります。
贅沢にもこの鳥海源泉は「あぽん西浜」の男女の露天風呂のみに使用しております。湯船はあまり大きくはないものの、あぽん西浜の露天風呂はその全てが源泉掛け流しであります。 露天風呂のすぐ西側には、白砂青松が美しい西浜砂丘が広がっており、海のミネラルや青松のマイナスイオンなどが心地よい風に運ばれ自然の恵みを体一杯に楽しめます。 同じ敷地内に「足湯ゆったり」もあり、お泊りの際は、是非3つの温泉を楽しんでください。